【ポケモンSVシーズン4最終526位/レート2009達成構築】カミラウドボーンラッキー時々博打
お久しぶりです。
この度ポケモンSVにて最終レート2000を達成しましたので記念に構築記事を書こうと思います。
〈コンセプト〉
・ラウドボーンラッキーのサイクルで相手を削る、詰ませる
・裏からアタッカーを通す
(以下常体)
〈個体紹介〉
ハバタクカミ@こだわりスカーフ
控えめ H148 B156 C196 D4 S4
(S3最終1位の調整参考)
受け駒で相手を削ったあとの全抜き性能がとても高く、スカーフを持たせることであらゆるポケモンの上から高火力技を撃てて無難に強かった。
また、耐久に厚く振っているためあまえるラッキーとセットで出しやすい。
ほろびのうたはこちらが数的有利を取った時に詰め筋として重宝した。(vsラス1クエスパトラなど)
テラスタイプはゴーストの弱点を消せてムンフォの火力増強になるフェアリー
ラウドボーン@たべのこし
ずぶとい H244 B252 S12
調整
H:4n+1(できるだけ高く、食べ残し最大効率)
B:特化
S:少しSに振ったアーマーガア抜き
本構築のMVP。
などの物理アタッカーを鬼火を絡めて倒す他、
のような受け構築を身代わり(+鬼火)で詰ませることができる最強ポケモン。
身代わりラウドボーンの強みとしては、まず(ミラー以外の)天然ポケモンに対して負けることがほぼなくフレアソングを連打することによって相手も引くに引けない状況を作り出せる点がある。
また、やけどダメージは食べ残し発動のあとに入るため、どんなに粘られてもこちらはHPを確保しつつ相手は常にやけどのスリップを負うことになりTODになった際HP割合で有利を取ることができる。(実際初手のや対面からお互いに1体も裏を見せることなくTODで勝ったことが何回かある)
の増加によって最初は活躍させられるか不安だったが、役割対象には申し分ない活躍を見せてくれた。
テラスタイプは意識の水
わんぱく H244 B84 S180
調整
H:なるべく高く
B:余り
S:準速キノガッサ抜き
初手に出されやすいマスカーニャや、
入りに対して選出する。
ラウドボーンと多少役割が被っているところはあるが専らを対面で倒す駒として使っていた。
テラスタイプは対を強く意識したフェアリー
ガブリアス@おんみつマント
陽気AS252
要検討枠。に対してこちらの身代わり持ちを対面させられなかった時のケアと、に何度かぐちゃぐちゃにされたことがトラウマでとりあえず地面枠を入れようと思い辺りと入れ替えつつ試したがどれも選出率が低かった。
テラスタイプはに一貫しムーンフォースを半減できる炎
サーフゴー@ふうせん
控えめCS252
入り、特に終盤多かったに対して選出していた。
風船を割られない限りはテンプレ型に無敵なため、後投げして裏から出てくるポケモンを予想して通る技を押していた。
テラスタイプは後投げに対してシャドーボールを撃ってしまった際にケアが効くよう格闘にした。(風船が残っていれば相手目線撃てる技は悪技くらいしかないので)
最終日に咄嗟に思い付いた型だったが多くのイージーウィンを生み出してくれた。調整は何も考えずCSにしたが多少の耐久・素早さ調整をしても良かったかもしれない
ラッキー@しんかのきせき
穏やかHB252D4
ピンクの悪魔
第2のMVP。主に等の高火力特殊アタッカーに対する引き先として度々選出した他、あまえるを搭載することで物理アタッカーにも対抗する両受けの役割を担ってもらった。HB方面に厚く振ることでのサイコショックも受かる。偉い
攻撃技を一切持たないがステルスロックがとても優秀で、相手側がこちらのラッキーを突破できないと判断して交代した時にステロが擬似的なダメージソースとなりやなどで催眠の一貫を切っていない構築に対しては誰かを眠らせるか交代でステロダメージを被るかの択を迫ることができた。
うたうの命中が55でかなり運に依存する分当たらない時は全然当たらないが、当たった時のリターンが大きかった。(相手の眠りターンに依存することも多かったが…)
挑発持ちには何もできないのと、裏のアタッカーありきの型なためこのラッキーだけが場に残ると勝ち目がほぼないのでそこは注意。
このラッキーを出すだけでも、TODでの勝敗判定②にあたるHP総量で有利に働く場面が度々あった。
テラスタイプは格闘を半減できて毒菱展開をシャットアウトできる毒
〈選出率〉
≒<<<<<<
〈キツいポケモンや並び〉
・龍テラス/電気テラスセグレイブ
基本的にラウドボーンでテラスタルを切るかラッキーで対面ごまかす(受け出しは難しい)ことで対策しているので、想定外の火力で殴られると厳しい。シーズン4はラウドボーンのフェアリーテラスがあまりケアされず初手きょけんとつげきを撃たれることもしばしばあった。
特にラウドボーンで仕留め損ねると熱交換のA上昇が乗った状態で裏と対面することになり即負けに繋がりやすい
・貰い火ソウブレイズ
ラウドボーンが何も出来ず、カイリューがビルドアップの起点になり、ラッキーが身代わりで逆に嵌められる。
唯一できることとしては身代わりがないのを祈ってラッキーで甘える→攻め駒で強引に倒すことぐらい
・トドロクツキ
ラウドボーンがじごくづき+挑発で全ての技を封じられる
型の匿名性が思っていたよりも高く、鋼テラスアイアンヘッドもいれば飛行テラスアクロバット1ウェポン型や鉢巻逆鱗もいて安定した対策が組めなかった。
・挑発持ちハバタクカミ
ラッキー後投げで対策しているので何もできず試合が終わる。挑発持ち自体は結構いたしブーストエナジー発動が見えたら挑発一点読みでカミバックするような立ち回りが必要だったかもしれない
・ヤドキング入り受けループ
1度だけ当たった。
受けループの対策をラウドボーンに一任しているため、ヤドキングに再生力を駆使して受けられるとTOD勝負になったときHP総量で勝てない。また眠るも同じ理由で厳しい
TN ましゅー 最終526位
TN Yuka 最終1121位
まずは久々に最終レート2000を達成できたことに安堵しています。
剣盾では禁止伝説環境が長く続いたこともあってモチベが維持できませんでしたが、また今作で色んな環境を楽しみつつ対戦に打ち込んでいけたらと思います。
Twitter:@mellow_y
【swsh S14使用構築 最高195x/最終1884】アシレ式攻防サイクル
剣盾シーズン14お疲れ様でした。
目標のレート2000には届きませんでしたが、冠環境がこの後続くかどうかわからないので記録として残しておこうと思います。
【使用構築】
【個体紹介】
アシレーヌ@イバンの実
控えめ 激流
175(156)-×-110(124)-191(220+)-137(4)-81(4)
t.co
←こちらを参考にしました。(ご指摘、問題があれば消します)
嫁ポケ枠。初めは7世代の身代わり型にオボンの実を持たせて運用していたが、剣盾でこらえるを習得したのをうけて特性の激流との相性が良いと考えイバンの実に変更した。
基本的には相手のやに対する牽制として初手から出す。自分の構築にはパッと見が刺さっているのでから出されることも多かったが、初手の電気タイプに対しては9割9分突っ張っていた。
対サンダーにおいては基本的にこちらの裏の引きを考慮してか暴風から入られることが多く、その次のターンで倒しにこられたとしてもこちらはこらえる→イバンの実発動→激流アリアで切り返す という動きが可能であるため、対面で勝てるか少なくとも相手側に交代させることができた。
また、相手のやによる全抜きをこらえるイバンで阻止できる点も非常に優秀だった。ある程度上位相手でもこらえる読み剣舞などはしてこなかったのでこの戦術は大方通った。
あとはこらえるに頼らずともそこそこの耐久はあったので、こらえる込みで激流アリアを2回撃てることも多々あった。
ただ対はダストシュート持ちが多いため初手ダイマックスを強制させられることもあり対処が難しかった。今の環境でアシレーヌを運用するならイバンが最も強いと僕は思う。
選出率1位
エースバーン@ラムの実
意地っ張り リベロ
155-184(252+)-95-×-96(4)-171(252)
ダウンロード対策でB<D
抜きエースにして奇襲&崩し枠。シーズン終盤に入るまでは陽気フルアタの命の珠持ちで使っていたが、やでも止まらないラムの実型に魅力を感じこちらの型に落ち着いた。
あくび展開に対しては基本的にアシレから出すが十中八九交代されるので、サイクルの中であくび展開に持ち込まれる前にステロのタイミングでエースバーンを合わせるようにした。
とびはねるの枠はギガインパクトの方が強い場面もあるが、への打点がほしかったのと、こちらのダイマックスが切れた後でも相手のダイマターンを稼ぐことができる「場持ち性能」を重視してこちらにした。
技がすべて命中不安なため負けに直結する外しもよくしたが無難に強かった。
選出率5位
カイリュー@厚底ブーツ
意地っ張り マルチスケイル
197(244)-170(4+)-120(36)-×-121(4)-128(220)
(シーズン12最終9位の調整を参考にしました。)
主にに対するストッパー兼積み。
この構築はステロをよく撒かれるため厚底ブーツを持たせて運用した。
あまり語ることはないが、サイクルの潤滑油としてかなり頑張ってくれた。最終日に鉢巻水の冷パンに泣かされた
選出率6位
ナットレイ@食べ残し
呑気 鉄のトゲ
181(252)-114-201(252+)-×-137(4)-×
※S個体値0
物理受け。度々の相手もしたので、こちら側からも突破力を持たせられる鉄壁ボディプレで使用した。
アシレナット@1で選出することが多く受けとしてはそれなりに機能したが、ナット対策で炎技を入れている人が多くきつかった。(例:竜舞に大文字搭載)
最終日、対面でボディプレを撃って裏の削れたを倒した時は脳汁が出た。
選出率3位
サンダー@弱点保険
控えめ 静電気
197(252)-×-110(36)-181(156)-111(4)-128(60)
H:ぶっぱ
S:+1で最速アーゴヨン抜き
ダウンロード対策でB>D
C:余り
受け&崩し枠。怪電波はミラーや対面でよく撃った。
ある配信者の方が弱保サンダーを使っているのを見て使ってみたが、受けとサイクルパーツの役割だけでなく抜き性能を持たせることができ非常に強かった。
ただ終盤はからげんきが大量発生していた他、弱保ケアされることもありもどかしかった。
それでも十分強かった。まさに冠環境におけるガラルチャンピオンである
特性はプレッシャーも強いので諸説
選出率2位
ドサイドン@突撃チョッキ
意地っ張り ハードロック
215(196)-211(252+)-150-×-75-68(60)
A:特化
S:無振りカバルドン抜き
特殊受け&サイクルでの崩し枠。もともと特殊受けはを使っていたが、電気の一貫を切るためこちらにした。
チョッキを持たせることで特殊方面もある程度耐久がつき、には安心して受けだせた。
つのドリルの枠は炎のパンチだったが撃つ場面が少なかったため、有利対面で押せてワンチャンをつかめるドリルで良かったように思う。
、入りや水2枚入りのPTには出しづらかったがその他ではよく活躍してくれた。
選出率4位
【重いポケモン】
・ダストシュート持ち
・瞑想(+身代わり)
←特にマジカルフレイム持ちがどうしようもなかった。
・(特に水)
←技もタイプも持ち物も分からない。
ほか多数
シーズン14最終レート&順位
【あとがき】
7世代のポケモンも広く使えるようになったシーズン12から対戦に復帰して、2000こそ届かなかったものの最終日にあと一歩のところまで来れて楽しかったです。
シリーズ8が終わってから冠環境が戻ってくるかは分かりませんが、またいずれリベンジしたいと思います。
Twitter:@mellow_y
【ウルトラサンムーンS14 2000達成構築】アシレーヌ入り積み+詰ませサイクル
皆さんはじめまして、ましゅーと申します。
この度、7世代からポケモン対戦及び厳選を始めて初のレート2000を達成しましたので構築記事を書くことにしました。
サンムーン環境では専用zの高火力が受かりづらく、かなりの活躍を見せていたアシレーヌですが、USUMに入ってからは同じ複合タイプのカプ・レヒレにトップメタの地位を譲ったり、カビゴンなどの数値受けポケモンが増えたため次第に使用率を下げてしまいました。
それでもアシレーヌ入り構築を使い続けた理由としては、単なる"愛"に他なりません。何度も他の水ポケモンを使いたい衝動に駆られましたが、ようやくシーズン14にしてこのポケモンとレート2000に行くことができて本当に良かったです。
〈構築経緯〉
まずは7世代で使いたい嫁ポケモン、アシレーヌを採用。
次にメガ枠を考え、アシレーヌとの相性補完に優れたメガリザードンXが良いと思い鬼羽型で使いました。
マンダガルドや、バナ軸をはじめとした受け回しのサイクルパーティに勝てるように特殊受けを兼ねた竜舞バンギラス、マンダ対策と崩しができる毒羽サンダー、受けルや初手に出てきやすいポケモンに刺さるカミツルギ(後述)、舞ったマンダにも対処できて読まれることが少ないスカーフアーゴヨンを入れて、パーティが完成しました。
長くなりましたが、構築の紹介をいたします。
(以下常体)
アシレーヌ@アシレーヌZ
実数値(努力値):172(132)-×-120(204)-181(148)-138(16)-81(8)
控えめ 激流
技:うたかたのアリア ムーンフォース みがわり アクアジェット
B振り控えめアシレーヌの調整←調整は基本的にこちらの記事を参考にさせていただきました。(無断転載すみません、ご指摘があればすぐに削除します。)
この構築の嫁枠で、乱数を使わずに色違いメス個体として生まれた奇跡の1体。
このポケモンは割と初手に出しやすく、ゲッコウガ入りの水の通りがいい相手にはよく出した。
しかしこのポケモンは現環境でなかなか活躍させることが難しく、数えきれないほど何度も役割破壊技(主にゲコの草Z)で死んでいった。
それでもB振りアシレーヌの対面性能は侮れるものではなく、特化メガクチートのじゃれつくを耐えるほかAに振ってない一致ダストシュートを耐えてアリアで飛ばしたり、メガミミロップの猫+恩返しを耐えたりもした。
持ち物は何度も迷走し、イバンの実や混乱実を持たせていた時期もあった。(HPが4nなのはイバン調整の名残。今度4n+1調整に戻しておこうと思う)
身代わりを採用することで、無理矢理HPを激流圏内に押し込んでZを打つこともできて強かった。ギルガルドにもそこそこ有利を取れる。
なお、Cにあまり振ってないのでメガマンダはムンフォで落とせない。可愛いから許す
選出率は5位。
リザードン@リザードナイトX
実数値(努力値):メガ前 181(220)-108(28)-99(4)-×-106(4)-167(252) メガ後 181-154-132-×-106-167
陽気 かたいツメ(メガ後)
技:フレアドライブ 地震 鬼火 羽休め
調整意図
・CSコケコの10万Z+10万を98%耐え
・メガシンカ前でも特化ミミッキュのゴーストZ耐え
・H252ガルドをフレドラで高乱数1発
・素早さ最速
この構築における唯一のメガシンカ枠にしてMVP。
初めは竜舞地震型で使っていたが、あまりにもミミッキュやランドロスといった物理アタッカーを舐めてしまっているため鬼羽型に変更。
現環境における鬼羽リザの刺さりは尋常でなく、ほぼ読まれることなく後出しランドや対面からZを打ってくるミミッキュ、意地っ張りの準速が多いマンダに鬼火が通った。
また、竜舞型だと地震が読まれることが度々あったがこの型だとその心配がなく、リザ+アーゴヨンの並びをみて出てくるヒードランを分からせることができたりもした。
メガメタグロスも今の環境ではほぼ意地しかいない(ように思う)ので上からフレドラが打てた。鬼火はほとんど外さなかった。さすがはポケモン界の主人公といったところか。
選出率は1位。
カミツルギ@カクトウZ
実数値(努力値):134-233(252)-152(4)-×-51-177(252)
陽気 ビーストブースト
技:リーフブレード はたきおとす せいなるつるぎ 剣の舞
第2のMVP。低速~中速サイクルに対する崩し性能が半端なく、何度もこのポケモン1体で3タテできた。
格闘Zを持たせることで、環境に多いノーマルタイプを(ポリ2に関してはポリクチミミガッサのHCポリ2に限り)ランク補正なしでもほぼワンパンできる他 後出しされやすいメガクチートやテッカグヤ、リザXを+1格闘Zで飛ばせるなど非常に抜き範囲が広がった。
実際、受けルの場合はラッキー、スタンパの場合はカビゴンといったポケモンが私の構築に刺さっていると思い初手から出してくることが多く、いまの環境ではラッキーのカウンターや火炎放射、カビゴンの炎のパンチといった技の所持率が上がってきておりよく突っ張ってきてくれてZでイージーウィンを図ることができた。
ガルランドゲッコウガ相手には基本的に初手ガルーラに初手Zが通るかどうかのゲームを仕掛けていた(ただし4割くらいはガルドに下げられた)。
B種族値が高いため、メガマンダやメガルカリオを除く対物理アタッカーとの打ち合いではなかなかに心強かった。陽気アムハングロスは勘弁
聖なる剣の能力ランク無視は強力で、オニゴーリに対抗することができた。(Sさえ上がらなければ…)
はたきおとすはガルドや後出しゲンガーへの打点となるほか色んなポケモンに通りがよく重宝した。襷ミミッキュの皮を破りつつ襷を落とせる点も◎。
カミツルギミラーにも強く、ほとんど同速を勝ってくれた。本当に強いので是非とも皆さんに一度は使っていただきたい。なぜ使用率が30位まで落ちているのか分からないくらいである。マンダの起点にされるのが主な弱点か。
選出率は2位。
バンギラス@フィラのみ
実数値(努力値):189(108)-172(144)-131(4)-×-121(4)-123(244)
陽気 すなおこし
技:ストーンエッジ みがわり 竜の舞 かみくだく
調整意図
・H:4n+1
・S:1舞で最速115族抜き
・A:余り
メガでもZでもない竜舞バンギ。このポケモンの持ち物と型は散々悩んだ。
元々は全体的にきついアーゴヨンやメガゲンガーのストッパーとなれる追い討ち持ちのチョッキ型で使っていたが、バナサイクルやマンダ絡みの並びに強く出ることができるこの型に落ち着いた。
鬼羽リザと同時選出することがほとんどで、リザで鬼火を撒きこのポケモンで積む展開を作ってゲームメイキングしていた。
身代わりを採用しているので、受け手段を状態異常技や宿り木などの変化技に依存しているパーティにはめっぽう強く、モロバレルやクレセリアといった物理受けや有効打に乏しいメガラティアスを完封できた。
しかしカバルドンには何もできないので、うまく取り巻きで処理しなければならない。
選出率は4位。
アーゴヨン@こだわりスカーフ
実数値(努力値):148-×-93-196(252)-94(4)-173(252)
控えめ ビーストブースト
技:りゅうのはどう ヘドロウェーブ 火炎放射 蜻蛉返り
調整意図:CSぶっぱ ダウンロード対策のためD>B
要検討枠。もともと竜Zでの運用だったが、この構築が舞ったマンダに薄すぎたためスカーフに変更。今思えば変な考えだが、初手にスカーフテテフやコケコを誘って上からヘドウェを通す動きができるので弱くはなかった。特に壁コケコからの積み展開を崩せる点では評価が高い。
相手のアーゴヨンが重いので、竜技以外を読んでこちらもアゴを後投げしてスカーフ竜波で倒すこともよくあった。
しかしメインウェポンの竜波、ヘドウェはどちらも無効化されるタイプが存在し後続に積む隙を与えてしまうためこの枠は他のスカーフ持ちの方がいいのかもしれない。
蜻蛉返りは初手にミミッキュやキノガッサと対面した時のために欠かせない。
選出率は6位。イマイチ出しづらい。
サンダー@たべのこし
実数値:193(220)-×-105-145-156(252)-125(36)
穏やか プレッシャー
技:放電 毒々 はねやすめ みがわり
調整意図
・H:16n+1(残飯の回復効率最大)
・D:極振り
・S:最速テッカグヤ抜き
崩しを兼ねた受けポケモン枠。HDに厚く振っているので実際のところ物理方面の受けは心もとないが、マンダナットドラン等に入っている両刀マンダが一定数いる現環境では流星群が4割程度しか入らないこの型でも活躍の機会は少なくなかった。
特性プレッシャーを最大限に活かした技構成となっており、このポケモンに有効打がない相手をみがわり羽休めで嵌めつつ、PPが枯れることを考慮して交代を強制させ、裏に毒を入れることができればそれだけでも降参がもらえる試合が多々あった。バンギと同様に、身代わりで相手の毒などを透かしてからの詰ませ性能が非常に高い。
そのため、PP切れを狙ってこちらからの打点がない場合でも居座り続ける(対メガフシギバナなど。いわゆる「倒す気のない立ち回り」をする)ことがよくあった。
放電を打つタイミングでポリ2に引かれたりもしたがうまく麻痺を引かずに毒を入れられたり、一方でゲッコウガ対面で放電を打つ機会が何度かあったが一度も麻痺らせてくれなかった。偉いのかわからない。
選出率は3位。
〈構築コンセプト(主な立ち回りのパターン)まとめ〉
①初手リザXで鬼火を撒き、裏の積みポケモン(カミツルギ バンギラス アーゴヨン)で全抜きを図る。
②サンダー リザX@1で羽休めを挟みながらサイクルを回し、相手のサイクル疲弊を狙う
〈各構築に対する選出〉
・カバマンダガルド@3←主に+or
↑
@3にはコケコゲッコツルギorカビゴンレヒレミミッキュのどちらかが入ったPTが多い印象。
カバを倒せばバンギが通り、ガルドを倒せばアゴが通る。サンダーでごまかしつつ立ち回るしかないので結構ツラい。
基本選出は固まっておらず、対戦相手によってコロコロ変えている。正直選出じゃんけんに近い。
・ガルランドゲッコウガ←初手+(それぞれ激流ゲッコ、裏のガルドのケアとして)
・マンダナットドラン←+(主に裏のカビゴンケア)
・ポリクチミミガッサ←
・マンマンガルドorレヒレor←
・受けループ+++or++など←or+
(メガゲンガーをバンギとサンダーで見て、ツルギを通す。サンダーをサイクル参加させることもある。なんやかんやで勝率は良かった)
最近ヌオー入りの有名なQRパをよく見る。
・ランドカビゲン
←
・雨パ+裏選出など←(スカーフアゴが雨下メガラグの上を取れることが多い。)
・ラティハッサム@4←+or+
●基本的にもしくはで選出する試合がほとんど。
〈きついポケモン〉
・ゲッコウガ
型によらずとも基本ボコボコにされる。アシレが草Zで4に、バンギがけたぐりで沈み、アゴがスカーフ冷Bで落ちる。激流水Zなら、アシレでしか止められない。あらゆる型を考慮するとこいつに勝てるポケモンはいない。いい加減このポケモンナーフしろ
・メガリザードンX
舞われるとアゴかアシレでしか止められない。アシレでも1舞雷パンチで落とされるので相手の型に依存する
・メガルカリオ
アゴが小回りの利かない型なのでかなり厳しい。物理型 特殊型どちらも受からない。
・メガボーマンダ
対策手段が少ないため厳しい。竜舞を積まれると麻痺を引き続けない限りサンダーでも勝てないし、最速なら竜舞後アゴが上をとれずGG。もう少しマンダには厚くすべきだったと今になって思う。
・スカーフランドロス
スカーフ以外のランドはリザXの鬼火で機能停止させられるが、スカーフだと裏の受けが利かないのでかなり重い。サイクルが窮屈になってしまう。
・カバルドン
レヒレを採用していないのであくびループにはまってしまう。サンダーで毒を入れて処理するかツルギアシレの攻撃が受からなくなるように立ち回る必要がある。
・メガバンギラス
竜舞を積まれるとかなり厳しい。カミツルギで止めようとするといつも炎のパンチがとんでくる。
・メガゲンガー
リザXかバンギで対面処理するか、サンダーで麻痺らせるしかない。バンギも気合い玉で4ぬので処理が安定しない
・霊獣ボルトロス、デンジュモク
PTに電気の一貫があるため型に関わらず重い。他にはメガライボルトも
・ウツロイド
受かるポケモンが少なく、こちらからの打点も乏しい。バンギとツルギ以外は勝てない
・(メガ)バシャーモ
リザXと同じ理由で重い。
・アゴギャラハッサム
選出が歪まされる。アシレでZ透かすなどして立ち回らないといけないが、大体アーゴヨンに積まれて負ける
・ピクシー入り受けループ
取り巻きで止まるアゴはまず出せないので、コスモパワー積まれて終わり。
・スカーフヒードラン
知らない。
挙げるとキリがないが、他にもきついポケモンの並びはある。
(以下敬体)
以上で構築紹介を終わります。
サンダー以外の5体はずっと前から使っていて拘りがあるのですが、やはりトップメタに安定して勝つには厳しいと感じました。
来期からはアシレーヌをもっと活かせるようなトリルパや対面寄りの構築を使ってみたいと考えています。(実はトリルパ使ったことない)
というかレヒレ絶対強いしいつかは浮気するかもしれないです()
初めての構築記事で文体など見苦しい箇所が多々あるとは思います、また書きたいことを端的にまとめられず長々と書いてしまい申し訳ないです。
ここまで見てくださってありがとうございました。
(2000達成時の戦績とS14 最終順位)
Twitterアカウント: @Matthew_DC3